「建築設備士二次試験当日の何を持って行けばいいの?」
「試験当日の過ごし方や注意点を知りたい!」
これから二次試験を受験する皆さん、上記のような疑問を持っていませんか?
筆者も二次試験前は持ち物や当日の流れがわからず、不安な気持ちでいっぱいでした。
今回の記事では、二次試験当日の持ち物や注意事項についてご紹介します。
二次試験当日は試験のことだけに集中して、自信をもって会場に向かいましょう!
この記事の執筆者
- 令和3年度 建築設備士一発合格者
- 新築マンションやオフィス改修などの施工管理を経験
- 建築設備士として設備設計事務所にて電気設備設計を経験
- 現在はファシリティマネジメントとして、建築・電気・設備を管理
二次試験持ち物チェックリスト
当日の持ち物をまとめましたので、是非参考にしてみてください。
必ず携行するもの
- 受験票(印刷すること。スマホ等で提示不可)
- 黒鉛筆またはシャープペン
- 消しゴム
携行できるもの(私が持参したものは赤文字で記載)
- 昼食(私の場合は飲料ゼリーを持参)
- 飲み物
- 上着等(必要であれば)
- 電卓(関数電卓OK。ただし、プログラム機能を有するものは不可)
- 時計(通信機能や計算機能がないもの)
- タイマー
- シャープペンの替え芯
- 蛍光ペンや色鉛筆(問題文にチェックする際に使用)
- 定規(直定規、三角定規、雲形定規)
- テンプレート定規(円、楕円、三角形、正方形などの型があるもの)
- 三角スケール
- 分度器
- T定規(60cm程度)
- コンパス
- ディバイダー
- 字消し板
- ハケ
- 画びょう
- 製図用テープ
- 芯ホルダー
- 鉛筆削り(鉛筆を使う方は必要)
- 製図板(※持ってきている受験者はほとんどいませんでした)
- 平行定規(※製図板を持参する場合)
二次試験の試験時間
二次試験当日の試験時間は以下の通りです。
10:00~ | 入室可能 |
10:45~11:00 (15 分) | 注意事項等説明 |
11:00~16:30 (5 時間 30 分) | 試 験(建築設備基本計画、建築設備基本設計製図) |
試験時間は5 時間 30 分ありますが、体感的には短く感じます。
時間配分に十分注意してください。
二次試験の勉強方法については、以下の記事でも紹介していますので、是非参考にしてみてください。
二次試験当日のおすすめの過ごし方と注意点
当日のおすすめの過ごし方と注意点を以下に記載します。
試験当日のおすすめの過ごし方
以下に詳細をご説明します。
前日は早めに寝て、当日は早めに起きる
夜更かしして勉強すると、試験に遅刻したり試験中に眠くなってしまったり、せっかく勉強したのに成果を発揮できなくなる恐れがあります。
勉強するのであれば早寝早起きして朝に勉強しましょう。
試験会場へは早めに行って勉強しましょう(入室は試験開始1時間前から可能)
電車の遅れや道に迷うことも考えられますし、意外と会場入り口の手続きで時間がかかったりします。
焦ることで今まで覚えたことを忘れてしまう可能性もあるので、少しでも早く着いて勉強する時間を稼ぎましょう。
駅から試験会場に行く道中で、総合資格学院や日建学院の人から小冊子をもらおう
駅から試験会場に行く道中で総合資格学院や日建学院の人が配っている小冊子は、チェックポイントや参考図面が掲載されているので絶対にもらった方がいいと思います。
最終チェックとして、とても参考になります。
試験時間は午前中から夕方くらいまであるので、軽食や飲料があると安心
二次試験は試験時間が長いので、気分が悪くなったりしないように飲料は必ずあったほうがいいです。
昼食は持ち込み可能ですが、あまり食べる時間がないので、私の場合はゼリー飲料を買って持っていきました。
トイレに行く際は、一時的に途中退室可能です
皆さんの心配事だと思いますが、トイレは途中退室して行くことができます。
ただ、貴重な試験時間を消費するため、試験開始前に行っておいて、なるべく時間を有効に使えるようにしましょう。
当日の注意点
以下に詳細をご説明します。
当日の服装には注意しよう
試験会場の冷房が効きすぎていて寒い場合があるので、軽く羽織れる上着等を持っていったほうが安心です。
逆に冷房が効いていない会場もあると思うので、その辺りも考慮した服装がいいと思います。
道具の忘れ物は致命的です
普段使い慣れている道具を忘れるとかなり不利になりますので、前日にしっかり持ち物チェックをしてから寝ましょう。
忘れ物をして実力を発揮しきれないのは本当にもったいないです。
特に筆記用具や電卓は致命的になります。
昼食持ち込み可能ですが、弁当などを食べる時間はないです
昼食は持ち込み可能ですが、食べる時間はないので、私の場合はゼリー飲料を買って持っていきました。
お腹が減って集中できなくなってしまう可能性もあるので、すぐに食べきれるものを買っていったほうがいいと思います。
意外と試験時間には余裕がないです
5時間30分という試験時間は長いように感じますが、本当にあっという間でした。
時間に焦って思い出せないなどの事態が起きないように、時間管理することがとても重要です。
全ての図面を定規できれいに書く時間はないので、なるべく短い線などはフリーハンドで描くことが大事です。
空欄は点数にならないので、間違っていると思っても答案用紙は全て埋めるようにしましょう。
まとめ
今回は建築設備士二次試験の持ち物や当日の過ごし方をご紹介しました。
最後に、この記事の内容をまとめたいと思います。
- 当日は持ち物をチェックして忘れ物をしないようにしましょう。
- 空調がききすぎて会場が寒い場合もあるので、服装に注意。
- できれば試験当日は早寝早起きで時間を有効活用しよう。
- 駅から試験会場へ向かう道中で、総合資格学院の方から小冊子をもらおう。
- 試験中に気分が悪くならないよう、飲料などを用意しましょう。
- 試験中は時間管理がとても重要です。
建築設備士の二次試験は持ち物が多く、普段使い慣れている道具を忘れるとかなり不利になりますので、前日にしっかりチェックしましょう。
当日は早寝早起きをして余裕を持って会場に向かいましょう。
そうすれば、心にも余裕ができて力を出し切れると思います。
資格試験は受かった者勝ちなので、格好つけずにギリギリまでテキストを読み込んで頭に叩き込みましょう。
この記事が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
ご健闘をお祈りしております。