建築設備士

建築設備士登録をする流れやメリット

建築設備士に合格したけど、建築設備士登録はする必要ある?

建築設備士登録をするまでの流れや必要な書類等を知りたい!

こんな悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 建築設備士登録について
  • 建築設備士登録のメリットとデメリット
  • 建築設備士合格から登録するまでの流れ

この記事の執筆者

  • 令和3年度 建築設備士一発合格者
  • 前職は電気工事会社で新築マンションやオフィス改修などの施工管理を担当
  • 現在建築設備士として設計会社にて電気設備設計に従事

建築設備士登録について

建築設備士二次試験に合格された方の中には、建築設備士登録をする必要があるのかどうか悩まれる方もいらっしゃるかと思います。

何故悩むのかと言いますと、登録手数料が高いからです。

ただ登録するメリットもありますので、この後ご説明します。

建築設備士登録の概要

登録機関一般社団法人建築設備技術者協会
登録手数料消費税込 23,100円
交付される物「建築設備士登録証」(名刺大写真付カード、A4判大証書)
  • 現状では、建築設備士登録をすることによって、行える業務が増えるなどの利点はない。
  • 一度登録すれば、更新等をする必要はない

建築設備士登録のメリットとデメリット

建築設備士登録のメリットとデメリットを以下にご説明します。

デメリット

  • 登録手数料が高い ※ (消費税込 23,100円
  • 建築設備士を合格すればいいだけの方は「合格証書」だけあれば良く、「建築設備士登録証」はなくても問題ない

   ※会社に勤めていれば、会社が負担してくれる場合もある。

メリット

  • 建築設備士登録証の名刺大写真付カードは携帯できるので、その場で建築設備士であることを証明できる
  • 建築設備技術者協会が建築設備士登録証明書を発行してくれる
  • お客様によっては、建築設備士登録証の提示を求められた場合に対応ができる

建築設備士合格から登録するまでの流れ

建築設備士登録を行い方は、合格から以下のような流れで進めることになります。

建築設備士合格から登録までの流れ

  • 建築設備士二次試験合格(令和4年11月2日)
  • 提出書類準備
  • 新規交付申請(合格確定後申請可能)
  • 申請受理及び手数料の払い込み確認
  • 建築設備士登録証郵送(4⃣が完了後、約3~5週間)

必要書類

登録時に必要な提出書類は以下の通りです。

またインターネットと郵送による2パターンの申請方法があるので、どちらもご説明します。

下記情報は建築設備技術者協会のホームページを参考にしております。

各申請方法の詳細な説明は、建築設備技術者協会のホームページの「建築設備士登録」をご参照ください。

インターネットによる交付申請の場合

  • 本籍地記載の住民票の写しをスキャンしたデータ(申請前3ヶ月以内に発行したもの)

申請者本人の分のみで、本籍地の記載が必要です。

またスキャンしたデータには、以下の例のように編集ソフトで文字を記載する必要があります。

令和◯年◯月◯日◯時作成
当該ファイルに記録されている事項は書面に記載されている事項と相違ありません。

  • 写真データ  (申請前3ヶ月以内に発行したもの)

縦横比4:3(縦600px × 横450px)

写真データのファイル名を「資格番号」にする。 例)12A3-4567Z

  • 登録手数料 23,100円

指定の郵便局口座へ振り込む(指定口座は、インターネットからの申請後に、建築設備技術者協会から返送されるメールに記載)

郵便振替払込金受領証のデータ添付の必要はなし

郵送による交付申請の場合

※登録申請書類を取り寄せることもできます。

※送付先住所や指定口座などは建築設備技術者協会のホームページをご覧ください。

  • 建築設備士登録申請書

建築設備技術者協会のホームページにてダウンロード

  • 本籍地記載の住民票の写し(申請前3ヶ月以内に発行したもの)

申請者本人の分のみで、本籍地の記載が必要です。

  • 写真 2枚(申請前3ヶ月以内に発行したもの)

縦4cm×横3cmのカラー写真(内一枚は建築設備士登録申請書に貼付)

  • 郵便振替払込受付証明書

指定の郵便局口座へ振り込む(指定口座は、建築設備技術者協会のホームページに記載)

まとめ

今回は建築設備士登録をする流れやメリットについてお答えしました。

最後に、この記事の内容をまとめたいと思います。

  • 建築設備士登録は一般社団法人建築設備技術者協会にて行う
  • 登録手数料は 23,100円
  • 登録手数料は高いが、会社が負担する場合はデメリットなし
  • カード型の登録証はいつでも持ち運びができて、その場で建築設備士であることを証明できる
  • 登録申請の方法はインターネットと郵送の2パターンある
  • 必要書類はあらかじめ用意しておくと登録証受け取りまでがスムーズになる

建築設備士登録は、一度登録すれば更新の必要がないので、どうしても登録したくない場合以外は行った方がいいと思います。

合格証書だけでも問題はありませんが、建築設備士である証拠を持ち運べますし、何よりかっこいいです。

早く登録証が欲しい方は、住民票の写しに本籍地を記載するように気を付けてくださいね。

私の場合は本籍地を記載し忘れて、住民票の写しを再提出することになってしまい、受け取りが遅れてしまいました。

建築設備士試験に合格された方は、頑張った証なので是非建築設備士登録をしてみてください。

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